太陽熱を屋根で集める(集熱する)
屋根に集熱面をもつので熱効率の良い屋根材が必要になります。 |
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熱効率を高める為に、集熱ガラス・パネル、採熱板の利用を考えます。 |
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ゼロ・エネルギー住宅を目指す場合には、太陽光発電の併用ができる屋根材一体型の《そよルーフ》を採用します。 |
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《そよルーフ》以外では、板金の屋根材は、必ず非遮熱塗装タイプのものを選びます。非遮熱塗装タイプの金属屋根は、環境創機にて取り扱いをしていますのでご相談ください。 |
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屋根の勾配は一般にきつくなるほど、方位が真南に近いほど集熱は良くなります。 |
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屋根の断熱材は、選定に注意します。グラスウールやネオマフォームなど高温(100℃)にも耐えられる素材であることが必要です。 |
空気を取り入れる
軒先に給気口を設けます。 |
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浮屋根にして空気搬送経路の確保します。また、ルーフィングは、アスファルトルーフィングなど化学物質が出る素材のものは利用できません。 |
空気を送る(搬送機の設置)
空気抵抗を小さくするため、ダクト経路はなるべく直線になるようにユニットの配置を計画します。 |
熱を貯める
空気循環のしやすい立ち上がり部分の少ない基礎を計画します。 |
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床下空間に空気を送るので、床下の環境には十分注意を払う必要があります。防蟻剤などは使用できません。 |
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防蟻対応は、基本的に打ち継ぎを作らない一体基礎で行ないます。自然物質でできたヘルスコキュアーで土台を塗ったりホウ酸処理を行うことも一つの方法です。 |
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床下の空気質への配慮して、定期的に掃除ができるための空間を設けておくことが必要です。また、施工中、木くずなどで汚さない等の配慮も必要です。 |
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吹出口は、建物の壁際をベースに、集熱屋根の1.5~2倍の枚数を配置します。 |
集熱空気が接する部分に使用する材料
ホルムアルデヒドによる室内空気汚染への対策として、集熱空気が接する部分に使用する材料は、次のいずれかの基準に合致するものとしてください。
b) 同条第4項に基づく国土交通大臣の認定を受けたものであること。