2月8日・9日に、新開発のエアコンアタッチメント《エアラダ》を採用した「武蔵野の家」の見学会が開催されました。
設計は、マスタープラン一級建築士事務所の小谷和也さん、施工は、マンションリフォーム専門工務店の(株)サンビックさんでした。
《エアラダ》は、小谷さんと協同で新たに開発した、エアコンアタッチメントです。小谷さんとの開発経緯については、こちらをご覧ください。
午後から、ボツボツと見学者が訪れ始めました。
と思ったら、あっという間に見学者が増えてしまい、マンションルーム内はごったがえしてきました。マスタープランさんの人気ぶりが伺えます。
途中から、天井の点検口を明けてもらい、《エアラダ》の全体が見えるようにしていただきました。
おかげで、《エアラダ》の説明もしやすくなりました。
環境創機からは私の他に迫太陽も参加していましたが、二人で説明におおわらわでした。
皆様からの《エアラダ》の感想ですが、「仕組みがシンプルで良い」「エアコンを多くつけるよりコスト面でメリットがある」とおっしゃっていただき、今後の展開に期待が持てました。
翌日9日は、東京大学 建築学 前真之准教授が見学されました。
なんでも、小谷さんと講演会で知り合い、その発表内容を聞いて、興味を持たれたとのこと。
エコハウス研究の専門家から、どんな評価を受けるのか。
お会いする前は、かなり緊張してしまいました。
到着後、最初にエアラダの説明。
一通り説明した後、前真之准教授からは、主にダクト径について、質問や見解をいただきました。
その後、計測用の温度センサーを、室内の各所に取り付け。数ヶ月にわたって計測をしていただくことになりました。
サーモグラフィーで各部屋を撮影しているところ。
学術的に評価・サポートしていただくことで、製品の改善点がはっきりしました。
今後の製品改良に活かしていきたいと思います。
小谷さん、サンビックの皆様、前先生、見学会に参加された皆様、ありがとうございました。