日本最高所の鉄道駅として親しまれているJR東日本の野辺山駅がこの春「エコステモデル駅」として整備されました。
エコステとは、JR東日本が実施している “省エネルギーや再生可能エネルギーなど、様々な環境保全技術(エコメニュー)を導入する取組み” のことで、
この度の野辺山駅でのエコステ実施の中で、上りホーム待合室に「集熱換気装置」として「ソーラーシステム《そよ風》」が採用されました。
改札を抜けて向かい側のホームに位置する、この仮囲いのところに新しい待合室が建ちます。
集熱面には《そよルーフ》に採用されている集熱パネルが採用されるということで、
《そよ風》が採用される上りホーム待合室の屋根工事に立ち合いをさせていただきました。
ルーフライナーまで敷きこまれている屋根。
ここから集熱パネルと集熱チャンバーの設置が始まります。
工事は基本的に夜間。終電通過後から始発までの短時間で行われます。
線路閉鎖の手続きや声掛けなど、普段の業務では体験できないことまで体験させていただきました。
(立ち会っていただけですが、、、)
《そよ風》部材取り付け作業1日目は間もなく夜明けの時間、空も明るくなりこの日はここまで!
当初のシナリオ通りの工程進捗で、板金工事業者さんが施工してくださいました。
2日目も限られた時間の中でどんどん作業を進めていきます。
屋根工事だけでなく、ダクト工事や床下の施工も《そよ風》にとって重要です。
そして小渕沢方面行の上りホームに完成した待合室がこちら!
室内には県産木材(カラマツ)を使用し、電車を待つ時間もリラックスして過ごせそうな雰囲気に仕上がりました。
野辺山駅を利用する方々に太陽の暖かさを感じていただけるように、《そよ風》の活躍を願っています。