今回、新建新聞社の主催で、
空気集熱式ソーラーに取り組む4団体(OMソーラー・環境創機・町の工務店ネット・もくよう連)が一同に会した合同のイベント、パッシブソーラーミーティングが開催されます。
2004年に環境創機株式会社の設立以来、《そよ風》を中心とした空気集熱式ソーラーの普及に努めてきました。
おかげ様で、そよ風ネットワークの参加者は、500社を超えるまでに成長しました。
ただ、環境創機は、元々からメーカーとしてこの業界に関わってきたために、空気集熱式ソーラーをモノづくりや製品としての観点からの情報提供が中心となっており、そよ風ネットワークの参加者に対して、空気集熱式ソーラーについて学ぶべき、それ以外のことをお伝えするには、まだまだ力不足だなあと感じるところがありました。
幸い、(協)もくよう連さんとは、色々な機会で一緒にイベントをすることができ、すばらしい住宅建築家の作品に触れ合うセミナーを、日本全国各地で開催することができました。
しかしながら、空気集熱式ソーラーの業界の中では、私達、環境創機やもくよう連だけにとどまらず、OMソーラーさんや町の工務店ネットさんも、独自の観点の元に、それぞれ活動と研鑽を続けてきています。
例えば、OMソーラーさんは、東大の前先生を始めとした様々な環境工学者の方々との共同研究をしていますし、町の工務店ネットの小池一三代表もまた、業界全体を俯瞰した中での大きな取り組みを行っています。
こうした活動があることで、空気集熱式ソーラーの技術が、誕生から30年経過した全体として魅力を保ちつづけてこれたと思います。
今回、空気集熱に取り組む他団体の活動を学べることは、《そよ風》ネットワークの参加者にとっても、有益だと思っていますし、その結果として、大きな枠の中で、皆が空気集熱式ソーラーに更なる関心を持って取り組んでいただくことに期待しています。
これだけのメンバーが一同に会する機会が得られたのは、新建新聞社の三浦祐成社長の人脈と人間力に寄るところも大きいのですが、先日亡くなった奥村まことさんの、「皆で大きな道を歩いて行こうよ」という、最後の呼びかけもあるなあと思います。
天国のまことさんの思いに応えるためにも、会を成功裏に導くべく頑張りたいと思います。
是非是非、皆さまで、ご参加ください。
パッシブソーラーミーティングの正式なご案内は、こちらを御覧ください