《そよ換気》【製造・供給を終了しました。】

《そよ換気》は、製造・供給を終了しました。




《そよ風》よりも安価かつ簡易な施工方法で、太陽熱を利用した換気システムを採用することができます。
《そよ風》を導入するまでの予算は取れないけど、《そよ風》的な手法で室内を換気・循環・夏排気させたいという方にお薦めです。

設置図

・南の金属屋根の下に通気タルキによって通気層を設け、その直下に、《そよ換気》ユニットを設置します。

・集熱チャンバーは設置せず、棟頂部の通気タルキをカットすることで流路を確保して、そよ換気ユニットに誘導します。

・集熱効率を上げるための、集熱用のガラスや採熱板については、設置しないことを想定しています。

主な機能

・冬の日中は、太陽熱で暖められた空気を室内に取入れます(機械給気・自然排気の第2種換気)


・冬の夜間は、運転を停止します。


・夏の日中は、天井面付近から、熱気のこもった空気を室外に排気します。(自然給気・機械換気の第3種換気)


・夏の夜間は、金属屋根面で生じる放射冷却によって冷やされた空気を室内に取り入れます。(第2種換気)

・棟頂部から室内空気を吸い込み、床下に送る循環運転をさせることができます。

・その他、24時間換気運転モードで運転させることができます。
 24時間換気運転モードの時は、冬の夜間は、排気運転もしくは取入運転を行います。

主な特長、《そよ風》との相違点

・ファンが小さく風量は200~250 m3/hです。(《そよ風2》は600m3/h)。30坪の家で、0.7回/hの換気回数に相当します。

・《そよ風2》に比較して集熱効率が劣り、また、ファン風量も小さいため、冬の日中における、太陽熱暖房効果は限定されます。

・夏の日中における排気量は《そよ風2》とほぼ同等です。

・取入ダクトによって、空気を建物の下に持っていきますが、床下でなく室内に直接吹き出しても構いません。
 (集熱空気を床下に連通させない場合、床下の換気については《そよ換気》とは別個の手法を検討してください)

寸法図